2016年08月22日

能ヶ谷通信

サイレント


 若者達は懸命に就職活動を行っています。将来の自分の生活をかけ人生をかける第一歩。大切な活動です。しかし、内定をもらうことがなかなか難しい。それよりも、合格なのか不合格なのか、その返事すら貰えない状況。それを、サイレントと言っているようです。これは由々しき問題。企業側の姿勢が問われます。貴重な時間を割いて履歴書を書き面接を受けている人達に、その結果すら連絡しないのは社会のルールに違反します。手紙や葉書をもらっても返事を書かない。呼ばれても返事もしない。マナー違反です。それよりももっと非常識なことだと思います。合格者にキャンセルがあったときの為に等と言っているようですが、それではあまりにも自分達本位、自己中心的です。その考え方の根っこは、ブラック企業、ブラックのバイト先と同じです。若者を育てて次の時代に繋ごうという大人の気持ちが、何時の頃から失われたのでしょうか。


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2016年08月15日

能ヶ谷通信

9回の裏


 リオデジャネーロオリンピックと同時並行で行われている夏の甲子園大会。ここでも熱い戦いが行われています。本日、行われた愛知・東邦高校VS.青森・八戸学院光星高校の試合は、まさかの大逆転劇でした。9回表まで9対5で負けていた東邦が、なんと9回裏で5点をとり、逆転勝利となりました。青森生まれで青森育ちの私にとっては残念でしたが、何事も最後まで諦めないことと、最後まで気が抜けないことを改めて思い起こした試合でした。
「千里の旅も、九百九十九里をもって半ばとなす」
 この諺が、一層重みを増しました。


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2016年08月08日

能ヶ谷通信

立秋


 これからもっと暑さが厳しくなると言うのに、暦の上ではもう立秋です。
青森では「ねぶたが終わると秋風が吹く」と言われていますが、津軽のこの諺は暦に当てはまるようです。
 庭のホトトギスが花を咲かせ、秋明菊の蕾も少しずつ膨らんでいます。ブログを書いている午前零時の今、窓のカーテン越しに涼しい風が部屋に吹き込んで来ています。こんなに涼しい夜風は今年の夏以降では初めてです。確かに秋の訪れを感じるものが出始めています。しかし天気予報を見れば、まだまだ暑さが続きます。
 暦の上では秋、このことを思いつつ、まだ続く暑い日々を涼しく過ごしたいものです。


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2016年08月01日

能ヶ谷通信

防虫香


 軸の箱に「防虫香」という香を入れて、軸が虫などに食われないようにしていますが、私は、この「防虫香」の香りが好きで、洋服の胸ポケットに何時も入れて歩いています。 回りの人達に、この「防虫香」の香りが届いているかどうかは分かりませんが、私の鼻孔にはしっかりと届きます。この香りは、気持ちを落ち着かせる効果もあるように思います。時折、胸ポケットから取り出しては、鼻先でこの香りを嗅いで気持ちを落ち着かせています。香りとは不思議なものです。


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2016年07月11日

能ヶ谷通信

黒アゲハ


 先週のことでした。朝、新宿区役所前を歩いていると、少し前方の歩道にか細くぱたぱたと動く黒いものがありました。道路に張り付いた黒い紙切れかなと思いながら近付いてみると、それは美しい黒アゲハでした。その蝶は夜の歌舞伎町を飛び回りながら幾つ目の朝を迎えたのでしょうか。朝の陽光に照らされながら力尽きてしまいました。誰かの化身だったのでしょうか。その蝶は歌舞伎町で命を終えたのです。


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2016年07月04日

能ヶ谷通信

ほほえみの御仏


 先日、東京国立博物館で中宮寺の国宝「半跏思惟像」を拝観して参りました。奈良からはるばるお出まし頂いた尊い御仏の美しさに震えるほどに魅了されました。すらりとした体の線とあどけなさが残る麗しい面立ちそして気品漂う微笑みに、拝観する者の邪を払う清気さえ感じました。例えそれが一時的なものであり衆生達がまた煩悩に塗れようとも、御仏は決して微笑みを絶やすことなくおわします。人生という泥沼に藻掻く私達は、遠くにありながらも一度目に焼き付いた御仏の微笑みに救われるだろうと思いながら、私は家路に着きました。


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2016年06月27日

能ヶ谷通信

男のきもの


 今日、きものを着て鎌倉まで行きました。気候は既に夏模様。一足早く薄物の絽のきものです。当初目的のお宅まで車で行く予定でしたが、七里ケ浜駅近くのご自宅まで小田急とタクシーを乗り継いで行くことになりました。男がきものを着て電車などに乗れば、周りから浮いてしまって、じろじろと見られるだろうと覚悟して行きました。しかし、あに図らんや、混んでいる電車の中そして駅でも、誰も私のことなど気にしている風もありませんでした。帰りは鎌倉高校前から江ノ電に乗り江ノ島で小田急に乗り換えて帰宅しました。鎌倉高校前駅のホームからは七里ヶ浜の海が見え、多くのサーファー達が波乗りを楽しんでいました。ホームにも観光客が溢れていました。また、江ノ電の江ノ島駅から、お土産屋さんなどが並ぶ賑やかな道を通って、小田急片瀬江ノ島駅まで歩いたのですが、きものの私をじろじろと見る人は誰もいませんでした。さすがに首都圏、男のきものもファッションの一部、コスプレのようなものなのでしょう。都会は個々人の自由な装いに寛容なのだと感じました。それが流行を生み出す源になっているのかも知れないと思いました。


posted by nikki at 17:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする