2018年08月06日

年齢的ステロタイプ

 こうだから、こうだ。人はよく、物事を一括りにして考えがちです。その方が、手っ取り早く皆を納得させられるということがあるのかも知れません。数の上から見ると確かに、その傾向の大なるものがあるのかも知れませんが、人間は百人百色、ある条件で全てを括ってしまうことは出来ないと思います。特に、年齢だけで人を一纏めにしてしまう傾向があります。例えば電車の座席。お年寄りに席を譲らずに座り続ける若者を思い遣りがなく自分勝手だと回りが思っても、その若者は夜勤明けかも知れないし、傍目では気が付かない障害や極度の疲労状態にあるかも知れません。また、お年寄りの中には、まだまだ元気だと自負している方が電車で席を譲られて、がっかりしてしまうと言う場合もあるでしょう。
 この頃、高速道路の逆走事故が多発しています。その事故のたびに、高齢ドライバーは危険で、認知症傾向にあるなどと言われますが、高速道路での逆走事故を起こしている人の年齢割合は、65歳以上とそれ以下では大体半々なのです。
 確かに年齢に応じて自分の身体的な衰えを確認しなければなりません。それは、その人のなすべきことですが、年齢だけで他人を、こうだと一括りにしてしまうことも良いことではないと思います。そうは言っても高齢者は、やはり体力的には若い時のようにはいきません。より精神的な智恵的なそして経験的なことで若者に頼りにされたいものです。
posted by nikki at 06:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月12日

太陽と北風

 皆さん、よくご存じのイソップ寓話の中に「太陽と北風」というお話があります。旅人のマントをどちらが脱がせることが出来るか、太陽と北風が競い、力尽くでマントをはぎ取ろうとした北風は失敗しましたが、優しく微笑む太陽がその温かさで旅人のマントを脱がせることが出来たのです。誠に良くできたお話しで、「柔はよく剛を制す」を教えています。しかし、如何に太陽と雖も、その温かみが限度を超えてはなりません。この頃の猛暑、正に人間が耐えうる限度を超えています。風や波そして雨によって何かが破壊されたというような悲惨な状況を目にすることはないのですが、この暑さは災害としか言いようがありません。「災害」とは人に災いし害を及ぼす自然現象のことなのですから。
 何事も過ぎたるは及ばざる如し、限度を超えるものには、細心の注意が必要なのです。
 人を教え諭すことにも、それは通じます。優しいだけではいけません。しかし、厳しいだけでもいけません。優しさが必要な時、厳しさが必要な時、それを見極めてこその教育だと思うのです。
posted by nikki at 07:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする