2020年10月04日

金木犀の香り

 このごろ朝目覚めると、いの一番に窓を開けます。その途端に金木犀の甘やかな香りが入り、仄かに部屋を満たします。黄色い小花を一杯付けて、毎年の今の時分に金木犀は、その存在を人々に知らしめます。コロナウイルスに人々が翻弄されている今年も、なんの頓着もなく、金木犀はひたすら咲き、一途に香っています。あと何日香ってくれるのでしょうか。我が家の庭先の金木犀の香りを、マスクなしで楽しむ贅沢をつくづくと感じるこの頃です。
posted by nikki at 11:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月12日

ヘアピン状態

 今回の台風も、やっと通り過ぎましたが、列島に長雨をもたらしました。東京も雨続きの日々でした。雨が降り出すまでは、金木犀の香りが我が家を包み、朝目覚めて窓を開けるのが楽しみでした。しかし、この長雨で金木犀の小花が一斉に散り、玄関までのアプローチや狭い庭を黄金色に染めました。それはそれで誠に美しい光景なのですが、肝心の香りが、例年になく短い期間で消えてしまいました。来年のこの時期まで、金木犀の香りはお預けとなります。ただ、今回の台風による甚大な被害が出なかったようで、ホッとしています。
 それにしても、今回のような進路を辿った台風は、今までに記憶がありません。日本列島の太平洋側の関東沖に近付いた後、正にヘアピン状態で南に戻って行くとは。
 正に、自然は予測不能です。だからこそ正確な情報と、万が一への備えが大切なのだと思います。  
posted by nikki at 07:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月19日

盗人萩(ぬすっとはぎ)

 我が家から駅までの歩道に石垣沿いの道があります。道幅は狭く人が擦れ違える程度ですが、自転車もよく通ります。そんな時は石垣側に身を寄せます。その石垣には雑草が結構生えています。
 昨日、帰宅して着替える時、ズボンの裾に盗人萩の種子が付いているのを見つけました。この萩は小さなピンクの花を咲かせる豆科の植物です。際だった主張もなく目立たない花です。しかし、その種子の殻の表面には、マジックテープのような無数の突起があり、衣服に付いて様々な所に運ばれ、種を増やして広める花です。たくましい生命力を感じます。
 我が家の庭の隅っこにも、毎年、この盗人萩が芽を出して花を付けます。私が何処かで種子を服に付けて帰って来たものが根付いたのでしょう。こんな盗人萩もまた、我が家の庭に咲く愛おしい花の一つです。
posted by nikki at 07:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする