2020年12月06日

月に叢雲(むらくも)

 先日の通勤帰り、夜の8時過ぎ頃に自宅最寄り駅の改札口を出て帰路についた時、真っ正面の夜空に丸い月が、棚引く叢雲にかしずかれるようにしながら、煌々と輝いていました。嗚呼、美しいと思わず呟きました。
「月に雲間のなきは嫌にて候」
 これは、佗茶の創始者と言われている村田珠光の言葉と記憶しています。この言葉の通り、その日の月は雲間に浮かび、その風情には威厳すら備わっていました。月と言えば秋と言う一つ覚えを超越した美しさがありました。
 早稲田大学の「會津八一記念博物館」の大階段の途中に飾られた横山大観と下村観山合作の「明暗」の絵を彷彿としました。この「明暗」は朝日を表現しているそうですが、日本古来からの「わび」「さび」の境地にある作品としてみれば、月に叢雲とみても、あながち誹りを受けるものでもないと思うのです。
posted by nikki at 16:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月14日

マスク

 私は生まれてこの方、インフルエンザに一度も罹ったことがありません。そして、冬に風邪をひいたこともありません。それは、マスクのお陰だと思います。
 私の母は生前、冬になると必ずマスクをする人でした。理由は風邪予防と保温です。衛生上のマスク使用は当然のことですが、マスクをしていると直接寒い空気が体内に入ることがないので、体の保温に役立ちます。母は死ぬまで、北海道・青森と北国の極寒の地で暮らしてきましたので、生活の知恵として、冬になると寒さ対策でマスクを使用していました。その母のマスク着用が手本となり、私も冬になるとマスク着用をが当たり前になっていました。そのことがあって、コロナが感染拡大する前からマスクのストックがあり、あのマスク不足の混乱状態の時でも、私達家族は、マスク不足で困ることはありませんでした。
 ニュースなどで、今冬はインフルエンザの罹患者がいないと聞いていますが、それは、やはり皆がマスク着用を励行しているからだと思います。
 そうそう、我が家では、コロナの前から帰宅後のしっかり手洗いは、家族全員が心掛けていました。そして帰宅後のうがいもやっています。うがいはあまり、感染防止には役立たないなどと言われていますが、習慣で帰宅後にうがいをしないと、さっぱりしません。我が家では、イソジンなどのうがい薬も使用しています。
 コロナはいずれ終息しますが、その後も人混みの中に出る時はマスク着用を、帰宅後は手洗いとうがいの励行を、私は心掛けたいと思います。
posted by nikki at 10:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月21日

雇用するということ

 人を出来るだけ安い賃金で働かせ、少しでも多くの利益を上げようと腐心している今の世の中。これで良いのでしょうか。パートだアルバイトだ派遣だ、契約社員だと低賃金で使いながら、何時でも解雇できるような考え方は、余りにも身勝手過ぎます。その結果、人々は労働に疲弊し生活も逼迫しているのです。
 世界経済の中でも企業は、人件費が安い国を求めて工場などを進出させています。その結果、自国の働き口はなくなり、人々の生活が成り立たなくなっているのです。
 額に汗して働く者がいるお陰で、この社会は成り立っています。そんな人達が、物のように使い捨てられる世の中は、いずれ崩壊します。血も涙もなく人員をカットしても、企業の幹部連中は、自分の取り分だけは増やそうとしています。  人を安く使って、利潤を上げようとする考えは、世の中に不幸をもたらすばかりです。その労働にあった正当な賃金と雇用こそが、国の繁栄をもたらすのではないでしょうか。
posted by nikki at 11:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月28日

ナツメロ

 私が若いころ、両親が懐かしい歌を、昔の曲は良かったと言いながら聴いていました。古くさくて単調で、どこが良いのだろうかと思いました。
 今、自分の青春時代の歌を聴くと、沸々と若かった時の気持ちが思い出され、良い曲だなと思うのです。きっと息子達は、私が懐かしく思って聴いている曲を、古めかしくてパッとしないと思っていることでしょう。若かりしころの私が、両親が聴くナツメロの良さに気が付かなかったように。流行歌には、そんな一面があるのでしょう。流行とはそんなものなのかも知れません。
 しかし、今時の若者に迎合しているわけではないのですが、この頃の曲にも、私が良いなと思うものや琴線に触れる曲が沢山あります。 最近特に良いなと思う曲は、KingGnuの「白日」です。流行の流れが速い昨今、この曲も、もう前の曲なのでしょうか。としても、私にとっては今の曲なのです。この「白日」という楽曲は、旋律、リズム、詞の内容、歌っている人の歌声や、演奏している人の上手さに加え、曲自体の重さと深さを感じます。「三文小説」も注目です。
posted by nikki at 06:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする