今年の「箱根駅伝」にも様々な逆転劇がありました。その中でも、ゴールでの逆転は、予想だにしていなかった展開でした。
10区、1位と2位の差は、時間にして3分以上、距離にして1000メートル以上の差がついてのスタート。多くの人が、このままの順位でゴールするだろうと思っていたことでしょう。だがゴールまで数キロという所で、1位と2位が逆転し、そのままゴールとなったのです。感動の逆転、激痛の逆転。そこには様々な感情が交錯していた筈です。しかし、その逆転は事実ですが、これからの道程、勝った方が勝ちっ放しではありません。負けた方もそのままの負けが続くわけでもありません。人生における逆転はまだまだ続くのです。
1月1日生まれの私は、新たな年が明けて、お陰様で古希を迎えましたが、その70年の歳月の中には、様々な逆転がありました。悔しい逆転もあれば、嬉しい逆転もありました。その中で知ったことは、人生の同じ種目で逆転を果たさなくとも、別の種目で逆転できることがあると言うこと。好きなこと、長く続けてきたこと、思いのあることをこつこつと続けて行くことの大切さを逆転から学んできました。
さあ、これからまた自分を見つめ直して、自分らしく懸命に生きていこうと思うのです。
2021年01月11日
会食
コロナ感染拡大の今の時期、国会をはじめ議員の皆さんは、どうしても会食をしなければならないのでしょうか。話をしただけでは用が足りないのでしょうか。高級割烹、洒落たフレンチレストラン、美酒を片手に会食しなければ、目的が達成できないのでしょうか。まさか、それらの経費は、議員に与えられた特権ですましてはいないとは思いますが。
国会議員の会食の基準を4人までとするとか、検討していたようですが、4人と5人ではどう違うのでしょうか。このニュースを聞いて、何を寝惚けたことを言っているのかと思いました。国民にも強いているのですから、議員たる者、会食は慎むのです。
コロナで職を失ったり、倒産したり、人生が土壇場に追い込まれている人達が世の中に大勢いるというのに、人の痛みを想像できないのか、これが議員かと情けなくなってしまいました。
何の為に、議員に立候補したのでしょうか。旨い儲け話、美味しい職業とでも思っているのでしょうか。国民の血税を使うのですから、議員の活動費は徹底して洗い出すのは、当然の話です。昨今の議員という存在に疑問を感じるこの頃です。
国会をはじめとする議員の報酬や活動費などは、議員が決めるのではなく、利害を別とする機関を設けて決めるべきです。三権だけではなく、そんなもう一つの権があってしかるべきだと思うこの頃です。
国会議員の会食の基準を4人までとするとか、検討していたようですが、4人と5人ではどう違うのでしょうか。このニュースを聞いて、何を寝惚けたことを言っているのかと思いました。国民にも強いているのですから、議員たる者、会食は慎むのです。
コロナで職を失ったり、倒産したり、人生が土壇場に追い込まれている人達が世の中に大勢いるというのに、人の痛みを想像できないのか、これが議員かと情けなくなってしまいました。
何の為に、議員に立候補したのでしょうか。旨い儲け話、美味しい職業とでも思っているのでしょうか。国民の血税を使うのですから、議員の活動費は徹底して洗い出すのは、当然の話です。昨今の議員という存在に疑問を感じるこの頃です。
国会をはじめとする議員の報酬や活動費などは、議員が決めるのではなく、利害を別とする機関を設けて決めるべきです。三権だけではなく、そんなもう一つの権があってしかるべきだと思うこの頃です。
2021年01月18日
聞香(もんこう)
コロナになると味覚だけではなく、臭覚も利かなくなる人がいるようです。お香は勿論、コロンや香水、フレーバーなども生活の中の大きな楽しみですから、臭覚が利かなくなることは、思っている以上に大変なことでしょう。
もう随分前の話になりますが、「蓬莱十炷香」という組香(くみこう)の席に招かれたことがあります。聞香をして、その香りの異同を聞き分けることを競うものなのです。初めてのことでしたが、香りの違いが何となく区別がつくのです。六国五味(りっこくごみ)という香りの分類など、私には全く分かりませんが、甘い香りとか渋いとか重い匂い軽い感じなどと、その微妙な香りの違いが鮮明に脳に届くのです。10人でやったと思いますが、その中で、私の回答率が一番良かったのです。数年前にも研修会で組香をしましたが、その時も一番当てることが出来ました。何も得手なるものがない私ですが、我ながら、鼻だけは利くのかなと思いました。健康を守るためにも、また、鼻が利く得手を無くしてしまわないためにも、自分で出来るコロナ対策には十分に気を配りたいと思うのです。
もう随分前の話になりますが、「蓬莱十炷香」という組香(くみこう)の席に招かれたことがあります。聞香をして、その香りの異同を聞き分けることを競うものなのです。初めてのことでしたが、香りの違いが何となく区別がつくのです。六国五味(りっこくごみ)という香りの分類など、私には全く分かりませんが、甘い香りとか渋いとか重い匂い軽い感じなどと、その微妙な香りの違いが鮮明に脳に届くのです。10人でやったと思いますが、その中で、私の回答率が一番良かったのです。数年前にも研修会で組香をしましたが、その時も一番当てることが出来ました。何も得手なるものがない私ですが、我ながら、鼻だけは利くのかなと思いました。健康を守るためにも、また、鼻が利く得手を無くしてしまわないためにも、自分で出来るコロナ対策には十分に気を配りたいと思うのです。
2021年01月25日
ワクチン
コロナ禍中、国内におけるワクチン接種が何時になるのか、国民の関心が高まっています。しかし、そのワクチンが国産でないことに、私は落胆するのです。日本が医療や産業技術そして科学的水準等の高さを誇っていたのは、もう過去の話なのでしょうか。ワクチンまで他国に頼らなければならないとは、愕然とする思いです。
とある国会議員が以前、スーパーコンピューターの開発に、何故二番ではいけないのかと言った言葉が思い出されます。日本の国土は狭く、資源の乏しい国です。その日本が、先進国として栄えてきたのは、偏に技術や科学の水準の高さであったはずです。そのことを、もう一度思い起こさなければならないことを、コロナが日本国民に教えているのではないでしょうか。
とある国会議員が以前、スーパーコンピューターの開発に、何故二番ではいけないのかと言った言葉が思い出されます。日本の国土は狭く、資源の乏しい国です。その日本が、先進国として栄えてきたのは、偏に技術や科学の水準の高さであったはずです。そのことを、もう一度思い起こさなければならないことを、コロナが日本国民に教えているのではないでしょうか。