2017年03月21日

能ヶ谷通信

花入れ


 4月に茶席を担当することになりました。今回の茶席の主題や季節感などを、手持ちの道具をどのように組み合わせながら表現するか、それを考えることが楽しいのです。
「亭主七分に客三分」
 これは、茶会の楽しみは亭主をすること(茶席を持つこと)が七割で、お客として茶会に行くことの楽しみは三割という意味だと思います。
 どのような道具を組み合わせるか、お茶は、お菓子はと前もって考え準備することは出来ますが、花だけは当日の朝まで確定できません。手に入る花の中で、茶会の日に使えるものは、その時でなければ分かりません。今は亡き私の師匠は、自宅ではなくお寺など他所における茶会を担当する時には、趣の異なった花入れを三個は持参していました。その茶席となる場所の床の間に相応しい花と花入れの組み合わせが、そこで決まるのです。
 私も師匠に習いたいのですが、多くの花入れを持っていないので、幾種類かの花を用意し、花を花入れにあわせて入れるようにすることになります。本来、茶花は花が主で花入れはそれに付随するものだと戒めています。
「花は野にあるように」
 この言葉を胸において、何時も花を入れたいと思っています。


posted by nikki at 13:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする