2020年01月05日

睨(にら)みおせち

 今まで正月のおせち料理は、家内が何日もかけて作ってくれていましたが、家内も60代になり、おせち料理作りが大きな負担になってきたので、通販で取り寄せることにしました。初めて通販で取り寄せたおせち料理が、大晦日の午前中に冷凍の状態で届きました。なかなか立派な三段重のおせちで、元旦に孫達が来て喜ぶ姿が目に浮かびました。料理が傷むといけないと思い、家の中でも暖房をしていない部屋におせちの重箱を置いて元旦を迎えました。お昼前、息子夫婦と孫2人がやって来ました。一頻り皆で新年の挨拶を交わした後、いよいよおせちを食べる段になり、重箱の蓋を開けると孫達が、その豪華さに「わぁー」と歓声を上げて、早速箸を付けました。途端に孫が言いました。「おじいちゃん、このお料理固い」下の孫は「アイスみたい」と言いました。慌てて、私もレンコンを箸にとると、なるほど氷っている感覚が手に伝わってきました。口に運ぶまでもなく冷凍のママだと言うことが分かりました。
 茶道の中で「睨(にら)み菓子」というものがあります。その言葉の通り見るだけで食べないお菓子なのですが、そのおせちは正に「睨みおせち」になってしまいました。それを教訓に、2度目から、おせち料理は30日の午前中に届けて貰い暖房を入れている部屋で1日ゆっくりと解凍し、溶けた段階でおせちのお重を風呂敷に包み直して暖房をしていない部屋に置いて、元旦に食べるようにしています。
 お正月が来る度に、「睨みおせち」のことを思い出し、皆で思い出して笑っています。お陰で楽しいお正月です。
 ありがとう「睨みおせち」さん。
posted by nikki at 14:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする