2020年08月15日

木槿の花

 東京に居を構えてから9年目になりました。以前住んでいた青森の家の庭に、大きな木槿の木がありました。毎年、その木から種が零れて、春先に何本も実生が出て来ます。その一本を小さな鉢に入れて、引っ越し時に、東京の我が家の庭に植えました。それは、正に9年前の5月です。 その苗は、翌年やっと十センチほどの丈になり、毎年少しずつ丈も高くなっていたのですが、一向に花が付きませんでした。
 しかし、今年の夏、お盆の時に一輪の花が咲きました。青森で見た木槿の花です。よくぞこの地に来て根付き、花を咲かせてくれましたと、嬉しい気持ちになりました。それもこんなコロナ渦中に。動物にしろ植物にしろ、こうして命を繋いで行くものなのだと、木槿の花に教えられた思いです。
 人間は、そんなに愚かではありません。今回のコロナウイルスも必ずや乗り越えます。しかし、また違う病気が人間を襲うでしょうが、その繰り返しで、人はまた一つ賢くなり強くなるのでしょう。
 木槿の花は1日で萎みますが、毎日、新たな花を咲かせます。毎朝、その花を見るのが、この頃の楽しみです。
posted by nikki at 15:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする