2020年11月16日

健気な薔薇

 5月の連休前後から、我が家にたった2本しかない、カクテルとナエマという蔓薔薇が、黒点病になりました。葉に濃い茶色の斑点が表れたのです。
 初めは、斑点が出た葉を一枚一枚と手で取り除いていたのですが、殆どの葉に斑点が出来てしまい、もう手で摘み取ることが不可能になるほど全体に黒点病が広がりました。私は、慌てて防除薬を2本の薔薇に噴霧しました。手当が遅かったようで2本の蔓薔薇の葉が次々と散っていきました。もう手遅れになって蔓薔薇を2本とも殺してしまったかなと思いましたが、健気にも枝の先に僅かに葉の新芽が出て来た時には、ホッとしました。葉が茂るほどに回復はしませんでしたが、死んではいないようでした。しかし、新芽が出て程なくしてから、ナエマの方の新芽が萎れてきたのです。よくよく観察すると、根元におがくずのような物が小さな山を作っているのを発見しました。園芸の本で調べてみると、カミキリムシの幼虫が幹の中にいて、中を食い荒らしているようなのです。またまた、それ用の防除薬を買って来て、根元に開いた穴から幹の中へ噴射しました。1度目は、充分に噴射されていなかったらしく、また3日ぐらいすると、おがくずのようなものが根元に広がっていました。再度、念入りに薬を噴射しました。やっと利いたようでしたが、もうナエマは、息絶え絶えと言うところでした。カクテルも弱々しく生きているという状態で暑い夏を乗り越え、心地良い秋も一時、肌寒い初冬を迎えました。そして、なんと11月に入ってから、どちらの薔薇も花を付けたのです。2本とも四季咲きの蔓薔薇ですから、毎年12月に入るまで花を付けていたのですが、今年は咲かないだろうと諦めていたので、薔薇の蕾を見た時には、本当に嬉しくなりました。我が家の薔薇にとっては病気や害虫との長い戦いでした。
 そして、その薔薇達から教わったのです。こまめな注意と予防対策をとっていれば、私達も、このコロナを乗り越えられるのだと。コロナが蔓延し、今は私達の生活にも大きな制約を余儀なくされ、辛い日々を過ごしていますが、近い将来、コロナに打ち勝つ日が必ず来ることを教えられました。
posted by nikki at 10:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする