人を出来るだけ安い賃金で働かせ、少しでも多くの利益を上げようと腐心している今の世の中。これで良いのでしょうか。パートだアルバイトだ派遣だ、契約社員だと低賃金で使いながら、何時でも解雇できるような考え方は、余りにも身勝手過ぎます。その結果、人々は労働に疲弊し生活も逼迫しているのです。
世界経済の中でも企業は、人件費が安い国を求めて工場などを進出させています。その結果、自国の働き口はなくなり、人々の生活が成り立たなくなっているのです。
額に汗して働く者がいるお陰で、この社会は成り立っています。そんな人達が、物のように使い捨てられる世の中は、いずれ崩壊します。血も涙もなく人員をカットしても、企業の幹部連中は、自分の取り分だけは増やそうとしています。
人を安く使って、利潤を上げようとする考えは、世の中に不幸をもたらすばかりです。その労働にあった正当な賃金と雇用こそが、国の繁栄をもたらすのではないでしょうか。