2021年04月19日

ドラミング

 今朝は5時半頃に起きて、書斎の机に向かった。書き物の締切が迫っていた。寝起きで、ぼうっとした耳に、ピタピタという音が聞こえた。雨音にしては間隔が一様でなく、風で何かがぶつかっているような音でもない。夜も明けたことだからとカーテンを開けて、窓外を見ると、丁度、窓の前にある桜の木に、啄木鳥がとまって幹に嘴で穴を開けている様子が見えた。間近に見る啄木鳥は、頭が赤く、翼や尾羽が淡い黄緑色のアオゲラだった。ピタピタという湿った音は、桜の幹が夜来の雨で濡れているからだろう。そして、そのアオゲラはまだ、あのT秒間に20回も突っつくというドラミングに慣れていない若鳥なのだろうと、その幼そうな姿を観て納得した。もう少し時が経つと彼(頭が赤いのはオスだとか)も、あの勇ましいドラミングをマスターするのだろうと、微笑ましく思う朝の一時であった。
posted by nikki at 06:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする