2020年08月23日

お辞儀

 若き藤井棋士の対局者は大概の場合、キャリアの面でも年齢的にも上の方です。対局時、将棋盤を前にした互礼の際の藤井棋士は、相手よりも深く長いお辞儀をしています。正に、「長幼の序」の弁えを感じる美しい場面です。それから、将棋盤の上での対等な闘いが開始されるのです。 現職を退いてから結婚披露宴に招かれることが少なくなりましたが、40歳から定年間際までの期間は、毎年1回、多い時には数回のご招待がありました。
 結婚披露宴に参列して気になることがありました。披露宴の最初、花嫁が父親に伴われて、雛壇の花婿の所まで行き、そこで父親が娘を花婿に引き渡す場面。ほとんど、父親よりも花婿の頭が高いのです。今まで手塩に掛け大事に育ててきた愛しき娘を、くれぐれも末永くよろしくとの気持ちが籠もり、父親の礼は深くなるのでしょう。一方の花婿は緊張もあるのでしょうが有頂天気味で、大事な娘さんを託されるという思いが感じられない礼が多いのです。それが、双方の礼における頭の高さの違いに出るのかも知れません。
 ある若者に披露宴のご案内をいただいた時、長幼の序のお話をしながら、父親との互礼の時には、意図して相手の父親よりも深くそして長く礼をして欲しいと、言わせて頂いたことがありました。件の若者は、披露宴の時、私のお願い通りのお辞儀をしてくれました。そんな彼は、初々しくそして清々しい新郎として輝いていました。
posted by nikki at 13:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月15日

木槿の花

 東京に居を構えてから9年目になりました。以前住んでいた青森の家の庭に、大きな木槿の木がありました。毎年、その木から種が零れて、春先に何本も実生が出て来ます。その一本を小さな鉢に入れて、引っ越し時に、東京の我が家の庭に植えました。それは、正に9年前の5月です。 その苗は、翌年やっと十センチほどの丈になり、毎年少しずつ丈も高くなっていたのですが、一向に花が付きませんでした。
 しかし、今年の夏、お盆の時に一輪の花が咲きました。青森で見た木槿の花です。よくぞこの地に来て根付き、花を咲かせてくれましたと、嬉しい気持ちになりました。それもこんなコロナ渦中に。動物にしろ植物にしろ、こうして命を繋いで行くものなのだと、木槿の花に教えられた思いです。
 人間は、そんなに愚かではありません。今回のコロナウイルスも必ずや乗り越えます。しかし、また違う病気が人間を襲うでしょうが、その繰り返しで、人はまた一つ賢くなり強くなるのでしょう。
 木槿の花は1日で萎みますが、毎日、新たな花を咲かせます。毎朝、その花を見るのが、この頃の楽しみです。
posted by nikki at 15:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月02日

マスク

 ファストファッションメーカーから発売された夏向きのマスクを買いました。手にとって包みの袋を見ると、原産国が中国となっていました。この機になってもまだ、中国依存の生産活動をしているのかと、がっかりしました。
 日本国内で生産し、国内で消費する。その余力を輸出品として売る。そんな風にならないものでしょうか。
 通称アベノマスクを使っている人を、今までに阿部首相以外にたった一度だけ見たことがあります。首相官邸に入って行く安倍首相の後にいる人でした。それもここ1週間ぐらい前にやっと。しかし、その人以外にアベノマスクを着けている人を見掛けたことはありません。閣僚達も官僚達も専門家会議の方々も、随分と凝ったマスクをしていますが、アベノマスクを使っているところを見たことがないのです。全国民に行き渡っているはずですから、その人達にないはずはないのですが。人前では使用しないのかも知れませんね。そして、なんと安倍首相も昨日のテレビで見ると、アベノマスクではないものに切り替えていました。アベノマスクの出番はもう無いのでしょうか。
 しかし、まだまだマスクは必要です。不織布の使い捨てマスクが安い時期に購入し、ストックしておこうと分別しているこの頃です。
posted by nikki at 13:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月27日

誰も知らない

 私達は、コロナ渦中にありながら、コロナの感染拡大がどのようになって行くのか、誰も知らない。多くの専門家という方々が、毎日マスメディアに登場して様々な意見や忠告、そして予測をしている。しかし、何時コロナが終息するのかはっきりとは分からない。そんな今、ワクチンの開発、医療体制の充実などのコロナ対策が、それぞれの機関で懸命に行われている。私達一般市民も、自分に出来る最大限のコロナ対策を心掛けるしかない。今は、一人一人の市民が自分に出来る感染防止対策を心掛けて実行することが大切。それが大きなうねりとなりコロナを封じ込めることが出来るかもしれない。一人一人の心がけが日本を救うように思う私である。
posted by nikki at 09:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月20日

家宅侵入罪

 家宅侵入罪(住居侵入罪)とは、正当な理由なしに人の住居・建造物等に侵入し、または退去しない罪を言うそうです。
 パソコンやスマホがインターネットに繋がっている時、此方が望みもしない様々なものが、勝手に入ってきます。商品や情報を売りつけようとするメールは、1日に10数件、多い時では数十件にも及ぶことがあります。間違って、変なところをクリックしたら大変なことになる危険を含んでいます。迷惑メールですと通知しても一向に改まらないのがほとんどです。これって、インターネット上での家宅侵入ではないでしょうか。正当な理由なしに人のパソコンやスマホに侵入してきているのですから。
posted by nikki at 07:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月12日

『夢の名』

 先達て、文芸誌『青函“考”路』が青森市の泰斗舎から販売されました。絵画・造形から評論、青森市やねぶたの回顧録そして小説など、多彩な内容で読み応えのある出版物になっています。その中に私の小説を載せて頂きました。『夢の名』はその小説の題名です。私の知人に『青函“考”路』を差し上げました。数日後、こんな感想を寄せてくれました。
「何処から何処までが、夢か現実か分からずに読み進んだ」
この小説を書き進める時、時間軸を4本用意しました。一つは現実、二つ目は回想、三つ目は幻、そして四つ目が幻の中の回想、それらが交互に出現する構図です。私も書き進める時、どの時間軸にいるのかを何度も確認して創作しました。
「人生は夢の又夢」
 自分の来し方にどのような名が付くのか。これからの私の課題でもあるような気がします。
posted by nikki at 13:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月06日

レジ袋

 スーパーやコンビニ等でのレジ袋が有料になりました。地球の環境に良いことならば歓迎するべき事です。しかし、レジ袋の提供サービスをしなくなった分の経費節約は、企業側の徳だけで終わらずに、別な形でのサービスの向上に使って欲しいものです。
 レジ袋もさることながら、スーパーやコンビニで売られている惣菜は、ほとんどがプラ容器に入れられていますが、それはレジ袋以上の使用量でないかと思います。また、おしゃれなタピオカドリンクの透明容器と太いストロー、あれも大量のプラゴミになるのではないでしょうか。消費者だけにプラ製品の使用自粛を求めるのではなく、企業側・商店側でも、更に工夫を重ねることが求められるでしょう。
posted by nikki at 07:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする