2021年02月22日

歳寒三友

 日本では「松竹梅」と言いますが、古来中国では松竹梅のことを「歳寒三友」と呼ぶとのことです。松と竹は、寒さに耐えて葉の色を変えることなく青々と、また梅は、寒さに耐えて美しく咲き、その香りも良いことから、こう呼ばれると聞き及んでいます。とすれば、松竹梅は、正に極寒の冬に相応しいのかも知れません。
 また、「歳寒三友」を、梅と竹そして水仙とする場合もあるそうです。
 日本では、松の代わりに水仙を入れる場合を、「松竹梅」と区別して「歳寒三友」と呼ぶのが良いのでしょうか。そのことを思い出して、先日、我が家の床の間に、水墨画の梅の絵の軸を掛け、竹一重切れの花入れに水仙を飾って、「歳寒三友」を揃えてみました。また一際の釣り合いが感じられました。
posted by nikki at 07:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月14日

バレンタイン

 私が、バレンタインというものを初めて知ったのは、中学一年の時でした。
 あれは、2月13日だったこと、そして今年と同様に土曜日だったことも、しっかり覚えています。  昔の学校は、土曜日も午前中に授業がありました。土曜日の放課後、ただの友達同士の女の子が、突然、私に50円玉を差し出したのです。なんだろうと思っている私に、彼女がこう言いました。
「明日、バレンタインだから、50円あげる。この50円でチョコレート買って食べて」
 そう言われても、何故チョコレートを、この50円で買って食べなければならないのか、私には全く分かりませんでした。そんな私の様子を見て、いらいらしながらその女の子が言いました。
「明日は2月14日。2月14日はバレンタインの日なの。女子から男子にチョコをあげる日なの。そのぐらいのこと知っておきなさいよ。明日、日曜だから、会えないでしょう。だから、この50円で、チョコを買って食べなさい」
 とかなんとか上から目線で言うと、その女の子は、さっさと背を向け、とっとと帰って行きました。
 何のことやらさっぱり分かりませんでしたが、しっかり50円玉を握って、私は一人で家に帰りました。その50円でチョコを買って食べたのかどうか、そこの記憶は全くありません。バレンタインが近づくと、幼い頃の温かな私の記憶として、こんなことを思い出すのです。
posted by nikki at 11:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月08日

覆水盆に返らず

 釣で有名な太公望、若い時は貧しく地位もなかった。そんな夫に離縁を迫り離れていった元妻が、出世した太公望に復縁を求めてきた時、彼は盆に水を入れて零し、この零れた水を、また盆に戻すことが出来たなら再婚しようと言ったという故事からきたのが、この言葉です。離縁した夫婦の仲は元に戻らないという意味で使われます。また、一度なしたことや発言した言葉は、リセットし直し消去することは出来ないという意味にも使われています。
 人間は、大小様々な過ちを繰り返して生きています。だからこそ、やり直しが利く社会でありたいものです。しかし、やったことや発言したことは事実であることを忘れてはなりません。忘れないからこそ、挽回できるのだと思うのです。
 失言会見で、「言った言葉を撤回する」と言っていた方がいましたが、一度発した言葉は、正に「覆水盆に返らず」です。ただ一つ、これから生きて行く中で、撤回に近づける行いをしていくしかないのではないでしょうか。
 このことは、翻って見れば、失言の多い自分への戒めでもあるのです。
posted by nikki at 08:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月01日

有効求人倍率

 テレビやラジオ・新聞などでは「有効求人倍率」の数値で、景気の上昇や下降が云々されることがありますが、私は、これには甚だ疑問に感じます。株価の状況と実経済が連動していないのと同じように、有効求人倍率と実経済が連動しているとは言えないと思います。有効求人倍率には、正規も非正規も含まれます。契約社員や派遣社員そしてアルバイトやパートも含まれているのです。企業が必要な期間だけ、正社員よりも格安で働かせ、近い将来でさえ保障されていない状態で働かせ、用が済めば終わりという職業の求人が幾ら増えたからと言って、単純に良いとは言い切れません。人々が安定した就職が出来る求人倍率は、正社員の募集数と正社員の希望数で、計算するべきだと思います。
 私達は、今の算出方法による「有効求人倍率」が1を越えたからと言って、喜んではいられないのです。政府には、国民の就職状況を、もっと国民の生活に直結した数値で、判断して貰いたいものです。
posted by nikki at 06:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月25日

ワクチン

 コロナ禍中、国内におけるワクチン接種が何時になるのか、国民の関心が高まっています。しかし、そのワクチンが国産でないことに、私は落胆するのです。日本が医療や産業技術そして科学的水準等の高さを誇っていたのは、もう過去の話なのでしょうか。ワクチンまで他国に頼らなければならないとは、愕然とする思いです。
 とある国会議員が以前、スーパーコンピューターの開発に、何故二番ではいけないのかと言った言葉が思い出されます。日本の国土は狭く、資源の乏しい国です。その日本が、先進国として栄えてきたのは、偏に技術や科学の水準の高さであったはずです。そのことを、もう一度思い起こさなければならないことを、コロナが日本国民に教えているのではないでしょうか。
posted by nikki at 09:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月18日

聞香(もんこう)

 コロナになると味覚だけではなく、臭覚も利かなくなる人がいるようです。お香は勿論、コロンや香水、フレーバーなども生活の中の大きな楽しみですから、臭覚が利かなくなることは、思っている以上に大変なことでしょう。
 もう随分前の話になりますが、「蓬莱十炷香」という組香(くみこう)の席に招かれたことがあります。聞香をして、その香りの異同を聞き分けることを競うものなのです。初めてのことでしたが、香りの違いが何となく区別がつくのです。六国五味(りっこくごみ)という香りの分類など、私には全く分かりませんが、甘い香りとか渋いとか重い匂い軽い感じなどと、その微妙な香りの違いが鮮明に脳に届くのです。10人でやったと思いますが、その中で、私の回答率が一番良かったのです。数年前にも研修会で組香をしましたが、その時も一番当てることが出来ました。何も得手なるものがない私ですが、我ながら、鼻だけは利くのかなと思いました。健康を守るためにも、また、鼻が利く得手を無くしてしまわないためにも、自分で出来るコロナ対策には十分に気を配りたいと思うのです。
posted by nikki at 07:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月11日

会食

 コロナ感染拡大の今の時期、国会をはじめ議員の皆さんは、どうしても会食をしなければならないのでしょうか。話をしただけでは用が足りないのでしょうか。高級割烹、洒落たフレンチレストラン、美酒を片手に会食しなければ、目的が達成できないのでしょうか。まさか、それらの経費は、議員に与えられた特権ですましてはいないとは思いますが。
 国会議員の会食の基準を4人までとするとか、検討していたようですが、4人と5人ではどう違うのでしょうか。このニュースを聞いて、何を寝惚けたことを言っているのかと思いました。国民にも強いているのですから、議員たる者、会食は慎むのです。
 コロナで職を失ったり、倒産したり、人生が土壇場に追い込まれている人達が世の中に大勢いるというのに、人の痛みを想像できないのか、これが議員かと情けなくなってしまいました。
 何の為に、議員に立候補したのでしょうか。旨い儲け話、美味しい職業とでも思っているのでしょうか。国民の血税を使うのですから、議員の活動費は徹底して洗い出すのは、当然の話です。昨今の議員という存在に疑問を感じるこの頃です。
 国会をはじめとする議員の報酬や活動費などは、議員が決めるのではなく、利害を別とする機関を設けて決めるべきです。三権だけではなく、そんなもう一つの権があってしかるべきだと思うこの頃です。
posted by nikki at 10:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする