2017年05月29日

能ヶ谷通信

素足に革靴


 先だってのお話です。朝から雨模様の日でしたが、家を出るときにはさほど強く降っていませんでした。ところが、職場の最寄り駅(とは言っても10分ほども歩かなければなりませんが)に着くと、雨脚が強くなっていました。職場に着く頃には、革靴に雨が染みて、靴下が相当に濡れていました。足元を濡らしたままにして、風邪をひいたことが以前に何度もありましたので、デスクワークをいいことにして、デスクの下に脱いだ靴と靴下を置き乾かすことにしました。座って仕事をしている分は良いのですが、コピーをとるとか書類を探すなど、立ち上がって机を離れることがあります。まさか、裸足の侭でオフィスの中を歩き回ることは出来ません。そんな時は仕方なく素足で濡れた革靴を穿きました。靴下は帰り時間まで乾きませんでしたので、その日の帰りも素足に革靴という恰好でした。次の日、職場の若い女の子に、昨日の素足に革靴オシャレでしたよと言われました。もう吃驚でした。自分としては、やむを得ない恰好だったのにと心の中で苦笑いをしました。


posted by nikki at 09:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月24日

能ヶ谷通信

ダメージデニム


 昔、穴の開いた物を着ていることは恥ずかしい事でした。特に靴下の穴やストッキングの伝線には、今日でも細心の注意を払います。しかし最近、ジーパンは穴が開いた方が恰好がいいらしく、大きな穴やスダレ状になったジーパンを特に若い多くの人達が男女を問わず穿いています。流行とは不思議なものですね。昭和の時代には考えられなかったファッションです。
 海外でも、このような穴の開いたジーンズが流行っているのでしょうか。外国の方が日本にやって来て、日本の『もったいない精神』と勘違いされたりしないのでしょうか。
 まあ、これから暑くなります。クールビズの一環になるかも知れませんね。冬になれば、我慢比べと思いましょう。数十年後も、このダメージデニムが健在でしょうか。更に拍車がかかって他の衣類も穴だらけ、日本経済も穴だらけ、本来の『もったいない精神』が活かされる時代になるのでしょうか。先のことはなかなか予測が付きませんね。


posted by nikki at 13:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月15日

能ヶ谷通信

青春の風


 昨日と打って変わって、今日は雨が上がり陽が高くなるに従い、空が気持ち良く晴れ渡りました。そんな午後の日差しを浴びて、久し振りに庭の落ち葉を拾い集めていた時、頬を撫でるように風が吹きました。正に薫風という心地良い微風でした。その風に誘われるようにして、私の胸の中に懐かしい思いが甦りました。それは具体的な思い出ではなく、青春の頃の漠然とした感性と言うようなもので、形容しがたい切ない甘味でした。落ち葉を拾い集める手を止めて、私はその感性に暫し身を任せました。
 青春の甘酸っぱい記憶は、もっと年老いても、きっと胸の片隅に存在し、一吹きのそっとした風によって、時折悩ましく甦るのかも知れません。
 その風は、過去から吹き寄せる『青春の風』とでも呼べば良いのでしょうか。


posted by nikki at 09:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

能ヶ谷通信

春の落ち葉


 我が家の東と南側の垣根には、山茶花と金木犀が交互に植えられています。どちらも常緑樹で、秋・冬も葉を茂らせ庭の景観を保ってくれています。この山茶花と金木犀は、4月中旬頃から新芽を吹き出します。それに伴って冬を耐えた去年の葉が枯れ、毎日、沢山散り落ちるのです。特に風が強い次の日は、青木の枯葉も混じって庭は夥しい落ち葉です。如何に常緑樹と言っても、新旧の葉は入れ替わらなければなりません。何年も枝に付いている葉など、あろう筈もありません。どのような生物も、世代交代をして種を繋ぐのです。
 咲き誇る花だけではなく、一仕事を終えて春に散る落ち葉も慈しみながら味わいたいものです。


posted by nikki at 10:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

能ヶ谷通信

痩せる


 最近、少し痩せました。若い頃の体重に近くなり、以前のズボンが入るようになりました。しかし、会うひと会う人に、身体でも悪いのかとよく聞かれます。痩せてから、体調はすこぶる良く、健康診断の血液検査の数値は全て良好になりました。医者も、これは痩せた結果ですねと、太鼓判を押してくれました。
 しかし、年をとってから痩せると年以上に老け込んで見えます。自分の顔を鏡に映してみると、それが良く分かります。
 年をとってから痩せると体調は絶好調なのですが、見た目がグンと老ける。ふっくらとしていた方が、若く見えるようです。
 見た目の若さを選ぶか、健康をとるか。勿論、答えは健康第一です。見た目は老けても、今の体重をキープするように心がけたいと思っています。


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2017年04月10日

能ヶ谷通信

見送り


 私の家内は、家族が出掛ける時は勿論のこと、客人が帰る時も必ず玄関を出て後姿が遠のくまで見送ってくれます。家内に一度、その理由を聞いたことがあります。世の中、思いも掛けない様々なことがあるから、もしかしたら、これが最後の姿かも知れないと思うと見送らずにいられないと話しました。
 「一期一会」という言葉があります。茶道から出た言葉です。家内は抹茶は好きですが、茶道の点前などはいたしません。しかし、正に「一期一会」の精神を実行していることに感心します。
 世間には、茶道を嗜んでいる方々が多くいらっしゃいます。点前も大切ですが「一期一会」の気持ちを忘れている方も多く見受けられるように思います。
 心をこめて、相手を見送りたいものです。


posted by nikki at 15:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

能ヶ谷通信

独自性


 良く「外国では、このようにやっています」などと評論家や教授と呼ばれるような人達が言います。日本が外国から見習うべきものは沢山あると思います。しかし、見習わなくても良いものも一杯あるのではないでしょうか。伝家の宝刀のように欧米の事例を掲げて、日本でもそうするべきと言う主張には、更なるデーターと調査や研究結果を求めたいと思うものが結構あります。高等学校や大学などが多くある中で、独自性のある教育が求められています。企業にしても然りです。
「違ってこそ命」
 これは利休の言葉と記憶していますが、国としても同じことが言えるのではないでしょうか。他の国にはない日本独自の良さを覆してまで、外国と同じ方向を向いてはなりません。外国から見習うべきものは何か、日本が独自性を発揮しなければならないものは何か、その見極めこそが、グローバル化した今の時代に最も大切な国の視点ではないでしょうか。


posted by nikki at 09:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする