2019年06月24日

若さ故の残酷

 歳を経るほどに私は、若いということの素晴らしさと共に若さ故の残酷さをも、思うことが多くなった。それは、若い日の自分自身を顧みると尚更のことで、大いに自責の念を感じるのだ。
 先日、3度目となるが三島由紀夫の『春の雪』を読み進めている時に、次なる一文に行き当たって、はたと膝を叩いた。
「若さには青桐の葉の匂いがして、唯我独尊の見えない烏帽子をたかだかとかぶっていた」
 以前に二度も読んでいたはずなのだが、今度のような共感を得なかったのは、その時の自分が、まだ若さの陰を引き摺っていたからに違いない。 高齢者と呼ばれるようになった今、初めて実感を持ってこの言葉に頷くのだった。
posted by nikki at 09:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月16日

小さな他人の間違い

 人間、様々な間違いをしながら時を過ごし一生を終えます。生き死にや危険に拘わる間違いには、細心の注意を払うことは当然のことですし、無くさなければならないことです。また人様に甚大な悪影響を及ぼすような間違いも、あってはなりません。その反面、些細な間違いもあります。日常、些末な間違いをしながら私達は生きている存在でもあります。
 私は、特にざっくばらんな質で間違いだらけだと思います。自分が、そのようですから、人様の小さな間違いには寛容でいようと何時も心がけています。しかし、中には小さな間違いを殊更に言いつのる人も多く見受けられます。そのような人は、自分は間違いを起こさないと思っているのかも知れません。
 些末な間違いを繰り返しながら生活しているのが、人の世の常でしょう。他人の小さな間違いを穿り回していると、大きな間違いに気が付かないこともある様に思います。
 小さな他人の間違いには寛容になりたいものだと、常日頃、自分には言い聞かせています。
posted by nikki at 15:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月10日

新宿駅の木陰

 大都会新宿駅の東口、アルタ前に2本の大きな欅の木が枝を広げて立っています。夏の日盛りに、その葉叢はその時々によって、大小の違いはあるけれど東西南北いずれかの方向に木陰を作ってくれます。
 待ち合わせや信号待ちの人々は、僅かな時間にその木陰で涼をとるのです。冬、そして気候の良い春秋には気にもしない欅の存在ですが、木陰のありがたさに欅を見上げれば、それは、なんとも立派な木なのです。
 美しい日本の美しい大都会の夏の1ページに、木陰の涼しい風が吹き抜ける季節になりました。
posted by nikki at 07:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月03日

勝手にインストール

 インターネットは、非常に便利です。求めているデーターを、国内は勿論、世界各地から瞬時に集めることが出来ます。買い物もメールもニュースも歌もドラマも小説も、大概の情報は手に入れられます。私の子どもの頃は、考えられないような魔法のような箱です。
 しかし、一歩使い方を間違えれば、とんでもないことが起こりうる可能性も秘めています。現にトラブルや事件が多発しています。
 パソコンが不具合を生じた時、メーカーが遠隔操作で対応します。また、パソコンの電源を切ろうとした時、勝手にインストールされるプログラムがあり、それが終わるまでオフになりません。また、自分に関連しているような広告が、個人あてに単刀直入で入ってきます。一見便利なようですが、考えてみれば底知れない不気味さを感じることがあります。
 インターネット。よくよく分別して使わないといけないと思うのです。落とし穴は知らないところにあるのかも知れません。
posted by nikki at 10:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月27日

毛糸のニット帽

 5月にして真夏日。今日も暑い一日になりました。この暑い最中、毛糸のニット帽を目深に被っている人を新宿で2人ほど目にしました。
 余計な心配とは思いますが、頭が蒸れないのでしょうか。蒸れて痒くならないのかと、いらぬ心配をしています。
 私の50代前半のことですが、一時期、頭皮が痒くて病院に通ったことがあります。シャンプーやリンスの問題かと思い、様々な物を試してみましたが一向に痒みがとまりません。濯ぎが足りないのかと、普段の倍の時間とお湯を使ってみましたが、それでも痒みがとまらず、ようよう皮膚科に行きました。医師は初老の先生で、診察した後でこう助言してくれました。
「酒、たばこは出来るだけ慎んで下さい」  私は、からきしアルコールには弱くて酒は飲まない、いえ飲めない質なのです。たばこは吸ったことがありません。そうお答えすると、それでは野菜を一杯食べなさいとアドバイスをしてくれました。しかし私は肉や魚よりも野菜が好きな方で、普段から野菜を多く食べています。そのようにお話しました。飲み薬と塗り薬を調剤して貰って帰りました。その薬がなくなったので、再度、件の皮膚科に行きました。その時も医師は、酒やたばこはやめなさい、野菜を多く食べなさいと助言しました。私はまた、酒・たばこは一切嗜まないこと、野菜は大好きで毎日食べていることをお伝えしました。3度目の通院時に、また医師が酒たばこと野菜のことを話し出しました。私は、もう何も言いませんでした。そうしたら、付き添っていた看護師さんが「先生、この方は酒もたばこもやらないそうで、野菜は沢山食べている方です」と告げてくれました。医師曰く、そうですか。
 それ以来、その病院には行きませんでした。そして何時の間にか痒みはとまっていました。何が原因で痒くなったのでしょうか。私は、ストレスだろうと結論づけていますが。
 頭皮が痒いことも辛いものです。この暑い最中、毛糸のニット帽を被っている人を見ると、こちらの方が頭皮が、またぞろ痒くなりそうです。あの方達は、大丈夫なのでしようか。毛糸のニット帽を被って、熱中症になったのでは様になりませんね。
 昔から言います。頭寒足熱と。
posted by nikki at 06:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月20日

自転車

 自動車の運転に、その地方特有の悪質なルール違反が横行しているという話題を、テレビで知りました。その中で、ウインカーを点けずに曲がる車が一般化しているところがあり、その実態が動画として紹介されていました。何故、ウインカーを点けないのかとの質問に、恰好が悪いからと答えていたと言うことを聞いて唖然としました。ウインカーを点けて曲がることの何処が、格好悪いのでしょうか。意味不明な恰好を気にして危険な自動車運転をしていることに何の意義があるのでしょうか。交通ルールは全国共通です。そのルールを厳守することこそ安全確保の第一歩です。
 自転車の乗り方にも、様々な問題があります。
 暗くなっているのに、ライトを点けずに走る自転車が後を絶ちませんが、ライトを点けない理由に、恰好が悪いからと答えた中・高校生そして人達には腹立たしささえ感じます。
 朝の通勤時間、駅に向かって歩道を歩いていると、猛スピードで背後から接近してくる自転車のがたがたという音にたじろぐことがあります。前後に子どもを乗せる台や買い物籠を付けママチャリのペダルを、形相を険しくして一心不乱に踏みながら、「そこのけそこのけ」と言わんばかりに突進して来るのには、歩行者として大きな危険を感じます。また、しきりにベルを鳴らして、前方の歩行者を避けさせる人も居ます。ベルを鳴らす前に歩道を自転車が走る場合は、まず徐行を心がけて貰いたいと痛切に感じます。歩道を歩く丸腰の歩行者にとっては、自転車も凶器に感じられることがあるのです。
posted by nikki at 06:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月13日

上皇

 平成が終わり、令和となって10日あまりが過ぎました。元号があるのは、世界でただ一つ日本の国だけだそうです。
 上皇という言葉は日本史で習っていました。また映画やテレビドラマそして小説などにも登場してくるのですが、漠然と、それは昔あったことと思っている節がありました。まさか上皇様が御座します時代に、自分が生きるとは夢にも思っていませんでした。
 しかし、元号が変わって10日ほど経った今、上皇様がおいでになることが私にとって、天皇陛下が御座しますのと同じように、なんの不思議もないのです。
 令和の御世、平和で幸せでありますようにと祈ります。
posted by nikki at 09:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする