2019年03月16日

小さな物語

 いつも行く3階にあるカフェの窓から、新宿の街並みと人の往来を眺めていると、時間が経つのも忘れます。私は時折、そんな風な時間を過ごしていますが、そんな人の流れを見ていると、様々な思いが生まれてきます。街を行き交う人達のひとり一人が、それぞれの暮らしを持ち、人生という物語を紡ぎ、笑ったり、怒ったり、泣いたり、騒いだり、悲しんだり、喜んだり、絶望の淵に立ったり、希望に燃えたりしながら生きているのだなと、つくづくと胸に染みるのです。そんな時、人間っていいなと思うのです。そして、小さな物語が浮かぶのです。
posted by nikki at 07:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月11日

重なるものですね

 先日の雨降り、家を出ようとリュックを背負った時、レインコートの肩に付いているボタンがとれてしまいました。時間に余裕があったので、家内に玄関先でボタンを簡単に付けてもらいました。
 雨降りの中、職場に向かって歩いていると、歩道の敷石のチョットした凸凹に靴の爪先が引っ掛かったと思ったら、靴底の半分ほども剥がれてしまったのです。このままでは、歩くのもままならないと思案しました。数メートル先にコンビニがありましたので、これ以上靴底が剥がれないように細心の注意を払いながら、能を舞うような摺り足でゆっくりゆっくり歩いて、そのコンビニに行きました。そこで、速乾性の強力ボンドを買い、イートインの椅子に座って靴底を貼り付けました。正に速乾性、5分ほどもすると靴底はぴったりとくっついてくれました。。
 ホッとしてコンビニを出てから、手袋をしていないのに気が付き、歩きながら傘を持っていない方の手をレインコートのポケットに突っ込み手袋を取り出そうとした時です。今度はポケットに付いているボタンがポンと何処かへ弾け飛んでしまったのです。歩道に立ち止まり、雨の中で小さなボタンを探しましたが、それは見付かりませんでした。
その日は、そんなことが重なりました。何事も三度、その日のその後、何のアクシデントもないまま、仕事を終えて無事に家に帰りました。
posted by nikki at 09:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月04日

雛人形、雛道具

 我が家では、四季それぞれの行事を大事にしています。家の中、特に床の間・リビング・玄関などに、その行事に関連したものを飾り付けます。
 我が家にとって特に手間のかかる飾り付けは、クリスマス、お正月そしてひな祭りです。今の時期、床の間には立ち雛の掛け軸。そして、その前に津軽の下川原焼土人形の段飾り、これには津軽特有の小さくて可愛い鳩笛がついています。段飾りと言っても小さなものです。リビングには、亡き母が紙粘土で作ったお雛様や御殿まり、教え子の手作りの蛤を土台にしたお雛様、津和野で買ってきた折雛、更には私達が結婚する時に教え子達から頂いた花嫁花婿の博多人形などが、ピアノやサイドテーブルの上に置かれています。玄関には縮緬古布の木目込み人形のお雛様を飾っています。駕籠や箪笥、三方や屏風などの雛道具も何時しか色々と集まってきて、お雛様達に彩りを添えています。今年は、柳川で求めたつるし雛も仲間に加わり一際賑やかになりました。
 3月3日を過ぎたら早々に片付けなければ、嫁に行く時期が遅くなると言われていますが、我が家では旧の雛祭りの良い時期まで飾っておきます。なにせ、飾るのが一日がかりなら、片付けるのも一日がかりなのです。仕舞ってしまうと、来年までお目見えしないのですから、ゆっくりと片付けます。
posted by nikki at 06:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月25日

物事の決着

 人間には感情もあれば理性もあります。理性を働かせれば、一つの前を向いた決着点が見えてくると思うのです。
 一方、感情のままに言動するならば決着点はありません。感情をエスカレートさせるのも感情ですから。
 不幸にも、洋の東西を問わず、今まで人が歩んできた負の流れは、全て人間のコントロールを失った感情と欲望の果てに起ったものだと思います。
 自分が正しいと思うことを主張するのであれば、何時の時代でも、人間社会の理性の場に於ける客観的な調停が必要でしょう。そこから、意味ある未来が始まるものだと思うのです。
posted by nikki at 06:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月18日

アンケート

 国は、全国の児童相談所に緊急のアンケート調査を実施するという方針を打ち出したとニュースで見ました。どのようなアンケートかは分かりませんが、手間のかかるアンケートであれば、現場は大変だろうなと思いました。それでなくても、人手不足で一杯一杯の状況に置かれている児童相談所。その上に面倒なアンケートを強いられて、一層手不足になることを懸念します。国は、都道府県にアンケート調査を指示し、それに答えるべく都道府県は現場の児童相談所に作成させる。何時ものパターンでしょう。アンケートの正確さを目指すならば、それに要する人手と予算、調査期間についても十分な配慮が必要であることを忘れないで欲しいものです。
 また、これを機に、毎年、国で行われている悉皆調査の内容も、見直しては如何でしょうか。国会議員の数が多すぎます。議員の数を減らしてそれぞれの担当者を増やすなど、国全体で使う人件費も見直しては如何でしょうか。
 国会議員等の人数の見直しは、国会議員ではない人達が検討し、それを尊重して決議する様な法改正が必要です。これには、国民投票が必要でかつ重要でしょう。議員達に任せては、自分達の都合のよい優先ですから。
posted by nikki at 07:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月13日

雪の朝

 目覚めると聞こえる小鳥の囀りや、底に蟠るような街の雰囲気が、今朝は何も聞こえませんでした。雪が降っているのだろうと思いながら寝室のカーテンをそっと開くと、小粒な雪がちらちらと舞っていました。こんなに小さな雪でも街の騒音を吸い込むことを知りました。以前暮らしていた青森の冬を思い出しました。こんこんと降る雪は、人間世界の雑音を一切吸収して、しんしんとした幽玄の世界を作り出します。あのキーンとした空気の外に出て、寒さを忘れて空から降りてくる青白い雪をずっと眺めていた青春時代を思い出します。美しい雪の思い出として、今も胸の中に降り積もっているのです。
posted by nikki at 10:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月04日

三度目の春

 節分を終え、いよいよ立春。長い冬も少しずつ先が見えてきたように思います。
 十二ヶ月を四つの季節で分けると、11月・12月そして1月は冬と定められています。しかし、この冬の時期に日本人は既に二つの春を迎えていたのです。一つは冬至。二十四節気の一つで、夜が一番長く昼が一番短い日ですが、この冬至を境にして日一日とまた昼の時間が長くなっていくという一つ目の春を、12月の22日頃にまず迎えるのです。それから、お正月。初春、新春を言祝ぎ迎えて二つ目の春を過ごします。そして立春。三つ目の春を暦の上で確認しつつ、長く厳しい冬を乗り越えて、日本人はいよいよ、暖かな本当の春を迎えるのです。
posted by nikki at 07:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする